誰が悪いとか何が悪いとか
東京上野の東京都美術館で開催されている、伊藤若冲展が連日大盛況で、押すな押すなの大行列。にわかに信じられない入館までの待機時間がツィートされており、まぁ、たいへんな騒ぎなわけですが。
入館までに長時間外で待たされて、館内でも展示室内に入るまで待たされて、やっと室内に入ったかと思いきや、そこには絵の前と埋め尽くす、人、人、人。。とか。
まともに鑑賞なんてできたもんではないらしく、いろいろなご意見が飛び交っておりますが、どんな対策を立てようと、とにかく鑑賞希望する人がすべてのキャパを超えているので、運営側がどうとか、都美のスタッフの方がどうとかという問題ではない。
都美のスタッフの方々、連日本当にお疲れ様です。
私が行った日は、5/2。GWの中でもいちおう、平日だったわけですが、夕方を狙って、45分ほどで入室できました。動植綵絵のフロアは、もちろん混雑はしておりましたが、押し合い圧し合いは、絵の前だけでフロアの中にスペースはありました。でも、連休明けはどうやらもっと密度だ高くなっているようですね。
閉館時間近くは、地下階はガラガラで快適に鑑賞できました。あれは良かったな〜。屏風が見放題ってかんじで、すごく幸せでした。
とまぁ、わたし自身は特に今回の若冲展が特別ひどいとか思わなかったし、前回行列した、マウリッツハイス美術館展についても、まぁしかたないわな。って思いましたね。
すべてを仕方ないで終わらせてしまうのもなんなのですが、みたい人がたくさんいるんだから・・・ってことで。
でも、去年の京都国立博物館の琳派400年もそうですけど、ちょっと異常だな。若冲が人気あるのはわかるけど、ここまでなるかね。
今回の若冲展に行った方の中で、今年中に他の美術展に行く人、何人くらいいるんだろうか。
国立西洋美術館が世界遺産に正式に登録されたら、また混むんだろうなぁ。
これからの西美はクラーナハがある。西美は常設展が良いので、今度じっくり行きたいなって思っていただけどな。混むのか。。